1. 第3の案 成功者の選択

第3の案 成功者の選択

著者
スティーブン・R・コヴィー
訳者
フランクリン・コヴィー・ジャパン
定価
1,964円(税別)
発行年月日
2012年02月
『第3の案 成功者の選択』が紹介する奇跡のストーリです。

・問題を抱え何年も絶望のなかにあり、自殺寸前までいった娘を、たった一晩で救った父親
・何百万人もの貧しい住民に電気を供給するという問題を、ほとんど金をかけずに解決したインドの若者
・カナダのある大都市の犯罪率を半減させた警察署長
・ニューヨークの汚れた港湾を、ほとんど費用をかけずに生き返らせた女性
・ほとんど口もきかず冷え切っていた日々を笑い飛ばせるまでになった夫婦
・米国史上最大の環境訴訟を、法廷に足を踏み入れるまでもなく、またたく間に平和的に解決した判事
・予算をまったくかけずに、移民労働者の子どもたちが通う高校の卒業率を30%という惨憺たる状況から90%に伸ばし、基礎学力レベルを三倍にした校長
・苦しい対立の日々を乗り越え、新たな理解と愛情を育てたシングルマザーとその息子
・一般的な治療費の何分の一かで重篤の患者を治療する医師
・暴力と堕落の温床だったタイムズ・スクエアを北米きっての観光スポットに変身させたチーム
 

『第3の案 成功者の選択』は『7つの習慣』から16年、スティーブン・R・コヴィー博士の新刊です。
この『第3の案 成功者の選択』は『7つの習慣』における第6の習慣「相乗効果を発揮する」を数多くの事例を用いながら、より広く、そしてより深く探求するという内容になっております。
コヴィー博士は『7つの習慣』の中で、「今まで話してきたすべての習慣は、相乗効果の奇跡をつくり出す準備にすぎない」と書いておりますが、コヴィー博士は『第3の案』で、この相乗効果の原則こそが、個人的な問題、家族の問題、職場の問題、社会の問題、だけでなく国家の問題をも解決する奇跡の方法であると述べています。
ますます強くなるプレッシャーの中で人々がいがみ合う21世紀を、コヴィー博士は「個人の悪意の世紀」と定義していますが、この「第3の案を選択し相乗効果を発揮する」ことこそ、あなたの人生を、そして世界全体を変えられるとも著しています。

出版社からのコメント

Q&A スティーブン・R・コヴィー博士が答える『第3の案』

Q:『第3の案』は『7つの習慣』とどのように関係しているのですか?

A:本書は『7つの習慣』から派生しています。あの本の中で私は、第3の案のことを「触媒的な役割を果たし、力を付与し、一体化させ、最も重要なもの」と書きました。『7つの習慣』では、第3の案については一般的な説明にとどまっていましたが、本書ではもっとずっと幅広く、深く掘り下げています。

Q:第3の案のコンセプトを教えてください。

A:ほとんどの対立は、白か黒の二者択一です。「自分のチーム」と「相手のチーム」という対立軸になり、私のチームは良く、あなたのチームは悪い、少なくとも「あまり良くない」というように考えてしまいます。このような考え方に凝り固まってうたら、2つの選択肢しか見えません。闘うか、適当なところで妥協するか、どちらかしかないのです。しかし、ほとんどの場合に第3の案があります。あなたの方法でも、私の方法でもない方法。もっと良い方法、お互いに考えたこともなかった方法です。第3の案は対立を解決するだけでなく、対立を乗り越えるのです。

Q:二者択一思考とは何ですか? 二者択一の考え方が蔓延しているのはなぜですか?

A:二者択一思考の人には、協力は眼中になく、競争しか見えません。常に「我々対彼ら」の視点です。二者択一の考え方をしていては、間違ったジレンマに陥ってしまいます。「私のやり方に従え、でなければ別の道を行け」という姿勢です。このような人には青か黄色しか見えません。緑色は絶対に見えないのです。二者択一思考が蔓延しているのは、私たちのアイデンティティが自分の中にある「案」に捕らわれているからです。だれにでも、自分なりの意見、信念、視点、偏見、思い込みがあります。自分の中に深く根づいている考え方が攻撃されると、自分の知性と価値観までもが攻撃されたように思う。しかし第3の案を探すための質問は攻撃ではありません。一緒に解決策を探そうと、誘っているのです。

Q:第3の案と妥協はどのように違うのですか?

A:妥協は、相手から譲歩を引き出すために自分も何かを譲歩する、あるいはあきらめることです。したがって両者とも負けです。第3の案は、それとは正反対であり、ふたりとも勝つ。どちらも何も失わないのですから、お互いが期待していたよりもはるかに良い結果になります。しかしそのためには、最初に望んでいた結果にこだわらず、そこから一歩離れて考えなくてはなりません。

主な内容

第1章 転換点
第2章 第3の案 :シナジーの原則、パラダイム、プロセス…
第3章 職場での第3の案
第4章 家庭での第3の案
第5章 学校での第3の案
第6章 第3の案と法律
第7章 社会における第3の案
第8章 世界における第3の案
第9章 第3の案の人生
第10章 インサイド・アウト―内から外へ